【人物名鑑】「委員長」
登場時間軸:現代/近未来篇「ほうき星町」シリーズ
BGM「ノスタルジアガイスト」(キギフィと委員長共通のBGM)
(試聴動画1:07から)
本名不詳。
美少女キギフィの幼馴染。
つまりは世界最強の特殊部隊GMP3に所属してた。
単なる秀才だったからやっぱり死んじまったが、キギフィに対する愛憎怨念嫉妬がゴイス(凄い)なので、凄く変な幽霊になった。
幽霊となって得た異能は「異次元探索」
レッズ・エララの最果て時空「異次元」に、鼻水かむより簡単に行ける。
そしてこの世界の危機存在を「具現化」するのが、今のおしごと
(いいんちょが具現化しないと、危機対象の存在確認する間も無くレッズ・エララは滅ぶ)
しかしいいんちょ本人はあまり苦労とは思ってない。
むしろこいつ、キギフィが好きすぎる。毎晩キギフィでおなにーしとる
委員長「違うわ!」
作者「あ、すまん毎晩は言いすg」
委員長「1日2回以上だから朝昼晩が正確よ!」
キギフィ「いいんちょしんだら良いんじゃないかな」
委員長「もう死んでるわ!」
作者&キギフィ「……」
そんな百合おなにーマスター委員長ですが、死んでから一皮むけ、いまやレッズ・エララいちの精神的イケメン女子です。
「闇の屈託が、変な回路を通って、変な強さになる」というレッズエララ法則の体現みたいかも。
「異次元恐怖?隠し撮りしたキギフィの写真が見つかるのに比べれば!」
【いいんちょ言行録】
(1)
いいんちょ「推しの顔面偏差値が高いと、どうなるか知ってる?」
キギフィ「どーなんの」
いい「オナニーを、するんだよ……」
(2)
「カーっ!今日も推しの顔が良い!(久しぶりね、キギフィ)」
「その本音と建前を言い間違える癖なんとかならない?」
そんな委員長が、キギフィの百合恋人だったりしますが、このふたり、織姫彦星ライクにたまにしか逢えません。異次元探索という都合上。
(初出:告知ついったー連投 2019/1/9分)
委員長SS(ショートストーリー、小話)
レッズ・エララ神話体系 現代/近未来篇「ほうき星町」シリーズ
「お前の歩む道が王道となる」
ゆかいな登場人物:
セリゼ(ニート貴族)
月読(ショタ仙人)
フレア(工作と大家)
キギフィ(美少女)
委員長(変態)
あきれるほど平和な辺境北国・湖畔のタウン「ほうき星町」の昼下がり
フレア「セリゼちゃんは家の中でも、いつも礼服ですね」
セリゼ「吸血鬼、貴族、実力者。礼服を着こなすに三方丸く役満揃ってるもいいとことはこのこと」
キギフィ「肩凝らないの?」
セ「私は怪力女の子だからな」
フ「へー314歳」
月読「女の子というには断罪待ったなしの歳じゃなかろか」
セ「心意気こそが少女だっつー名台詞を知らないのかよ。まぁそれはさておきフレア、お前さんこそいつも白衣だろう」
フレア「私は博士ですからね(むふー」
月「テンプレ記号も突き詰めれば天を貫くみたいなドヤ顔じゃのう」
セ「私たちはかように、これで良いのだよ。テンプレ万歳だ。しかし小娘、そこの美少女、お前はなんだ」
キ「ふぇ?私?」
セ「何でお前はいつもパンクス……パンクロックなファッションなんだ」
キ「変?」
セ「パンクだから変なのはしょうがなかろ。じゃなくて、そもなぜP.U.N.Kだっつー話だ」
月「美少女は何を着ても美少女であるから、そのパンク衣装も当然のように美である。そこは間違いないのぅ」
フ「細身・ウェーブ金髪・美少女。パンクが似合うには三方良しの役満揃ってますからね」
キ「パンクに限った話?」
セ「似合ってないっつー話じゃなく、もっと美少女然としたのあるべ、な話」
キ「美少女然って、例えば?」
月「夏風をさらりと纏うかのような涼し気なスカートとか。あるいは中くらいのワンピとデニムを合わせて、差し色でちょこっと赤を入れて、秋風そよぐ中を軽快に歩くとか」
フ「さすが老師、オシャレ番長の道でも卓越してます」
セ「こいつ元はダンディズムだったしなぁ」
キ「まず、ズボンはジーンズになるよね」
セ「なぜ」
キ「戦いにくいじゃん」
セ・月・フ「………………(oh……という顔をして天を仰ぐ)」
キ「まがりなりにも一応、私ほら、人間では世界最強ですし」
セ「し、しかしだな。お前は戦闘と美少女の両立を目指せと言いたくなるほどの美であるのだが」
キ「別に、私は自然にしてるだけだし」
セ「聞きましたか奥さん!世界中のガールズ&マダムズをブン殴るこの美の暴力発言!」
フ「言い方はともかくとして、そのツッコミには同意します」
月「まぁもったいない話じゃが、しかし武を選ぶのもお主らしいのぉ。で、パンクはなぜに?」
キ「さっきの話だけど、パンクな服は、普通じゃないじゃん」
セ「そりゃなぁ」
キ「普通でない格好をしてれば、見つけやすいかな、って」
セ「……あいつに?」
キ「うん。異次元から帰ってきたときに、私をすぐ見つけてくれればいいなー、って」
「あいつ」とは、キギフィの幼馴染の少女のことである。
幽霊となった幼馴染の委員長は今、異次元探索をしている。たまにレッズ・エララに戻り、キギフィに取り付く形で、この世に戻る。
セ「そんなに好きかいな、あの委員長」
キ「だいすき」
フ「率直ですね」
キ「そこについて私は、もう一生グダらないって決めたんだなぁ」
月「ほぅ……だそうだ、ぞい」
委員長「ううっ……ううっ……」
セ「おーぅいいんちょ……出て早々ボロ泣きってどうなん」
い「泣きますよそりゃあ……推しからこんな発言もらっちゃぁ、私はもう生きててよかったと言う他はっ!」
フ「死んでるじゃないですか」
い「細かい!理系は細かすぎる!生と死の違いじゃないですか!」
月「(陰陽を統べる仙人としてこの発言はナー…と悩み明後日の方角を見る老師)」
キ「あ、でも、ほら、やっぱり」
セ「何がじゃい」
キ「いつも、私をすぐに見つけてくれるんだな、って」
い「さぁキギフィ、行きましょう」
セ「早々、どこへ行くねん」
い「イチャラブせっくすが出来ればどこでもいい」
腐れ色ボケ委員長に向かってセリゼのダンプカー突撃並の鉄拳が襲う!
しかし幽体に物理は無効!
セ「ええぃ、もう好きにせぇや!…としか言いようがない」
フ「この家でおっぱじめなかったら良いですよ……と、そういえば、委員長さんが追っていた、7777本の刃のナマコによる世界崩壊案件、解決したんですね」
い「えっ」
セ「【えっ】?」
い「あー……キギフィがあまりにラブな事を仰るのだから、ついナマコを忘れてレッズ・エララに戻ってきちゃいました」
セ「帰れーッ!異次元戻ってナマコ殺してこいーッ!」
い「ナマコと美少女イチャラブせっくすと、どっちが大事ですかッッ!!」
セ「黙ってさっさと!」
BAGOOOOOOOOM!!!!!!
かくして念を込めたセリゼナックルで、委員長は異次元へと飛んでいくのでありました。
セ「あーなんか無駄に疲れた」
月「つまりレッズ・エララは今、崩壊の危険のただ中だという話か」
フ「キギフィさん、どうですか。感想を」
キ「うーん……」
キギフィは考え、そして
キ「恋人冥利だよね」
そう言って、世界最高の笑顔をする美少女、キギフィなのでありました。