Report of RedsElrla 6

レッズ・エララはね、
「血塗られた世紀(Reds’ Era)」
って意味なんだよ。

ジャケット

Report of RedsElrla 6

レッズ・エララという箱庭世界を音で記述する、同人サークル・8TR戦線行進曲
2021年の春は、新作EP(ちょっと多めのシングル)2枚同時発表です。
EP/シングルシリーズ「Report of RedsElrla」とうとう6回目です。

4/25(日) 音系・メディアミックス同人即売会「M3-2021春」にて初発表。
8TR戦線行進曲は、webイベントのみの参加です。
webスペース 赤-008

同時発表EP「死海の素描 ~Report of RedsElrla 5」

全4曲、合計時間約7分、手焼きCD-R
自家通販(BOOTH)価格 400円
M3-2021春/メロンブックスエアイベント 当日限定通販 440円(送料別)

●クロスフェード動画

●アルバムのサウンド傾向

バトル曲アルバム。轟音プログレ、電気ギター長尺ソロ、轟音ダンサブル講談口上
※ノイズを散りばめております。お手持ちのヘッドホン、イヤホン、スピーカは正常です。

●曲目リスト

1.「戦線へようこそ ~オープニングテーマ」
ジャンル:イントロ曲、電気ギターとリバーブバスドラキック

2.「悪魔騎士アレリア」
ジャンル:プログレッシブロック、ジャズロック、長尺ファズギターソロ、70年代ロック

3.「毒殺の歌」
ジャンル:轟音ギター、歌もの(講談調の口上)

4.「ヴェイパーコフィンのテーマ」
ジャンル:ジャズロック、ファズギター

●楽曲解説(いつもの)

1.「戦線へようこそ ~オープニングテーマ」

サウンドのキモはもちろん、不穏な響きのバスドラム(キック)です。
そんなリバーブを使ってのドラムの空間処理で、今回頻繁に意識していたのが、
先だって再結成した、ナンバーガール、とくにライヴ盤のサウンドプロダクションだったりします。

2.「悪魔騎士アレリア」

ゴシックな音を意識しました。ギターとオルガンですね。
そして70年代な音も意識しております。イエスとかユーライアヒープとかディープパープル。
しかし、サウンドの一番のヒントになったのが、ちょっと恥ずかしい話でして……。

以前、自分がレコード盤でムーディブルースの「Seventh Sojourn」を聞こうとしていて。
レコード針を盤に落としたら、発狂したかのようなやたら激しく軽快な轟音ダンサブルプログレが響いてきたんですね。
なんだなんだこれは!と思ったら、単にレコードプレイヤーの回転数を、33回転じゃなく、45回転にしていたっていうオチでした。
何かのシングル盤を聞いてそのままにしたんでしょうなぁ。お恥ずかしい話です。
しかし、その時のとてもムーディブルースとは言えないサウンドが妙に耳に残って……それで今回の「悪魔騎士アレリア」が出来た、という話になりました。うーん。

3.「毒殺の歌」

前半では歌詞を楽しんで頂いて、後半では演奏を楽しんで頂きます。
このバンドサウンドは、8TRのリフ主体のロック曲系列で、現状ベストテイクなんではないか、と思っております。

リフ主体のロック曲といえば、「Report of RedsElrla 2」で「ジニアスドメイン」を書き、
その後人間椅子にハマってから、自分はやたらこの手の、「いつもの感じ」のリフ主体のハードロック曲を書くようになりました。

ところで、自分が演奏面で一番人間椅子の誰に影響を受けているか、といったら、
自分でも意外だったんですが、ギターでなく、ベースなんですね。
スズケン、研ちゃん、白塗り破戒僧こと、ベース・鈴木研一氏。
この方の歌唱と、ベースサウンドに、自分は非常に影響を受けているようです。
ピックでバチンバチン・ゴリゴリ弾く、下品で極悪(誉め言葉)なベースサウンド。
しかし鈴木氏は「技」で弾いていますが、自分は野蛮なる「力」で弾いてるので、
だいたいレコーディングでベースを弾き終わって、腕がいつも疲れ痛いですw

4.「ヴェイパーコフィンのテーマ」

前半の展開では、人型兵器・ヴェイパーコフィンが襲い掛かるようなイメージを、
後半は、量産されたヴェイパーコフィンが地平の彼方まで隊列を組んで、炎の中行進しているイメージで、アレンジしました。
後半のかなり極端なミックスは、その隊列後進の悪夢の未来を表現してみました。

●スタッフクレジット

8TR戦線行進曲

残田響一(ZANDA Kyouichi)
/a.k.a残響
……「レッズ・エララ神話体系」企画原案、作話。
作詞・作曲・編曲・演奏(Gt,Ba,Dr,Synth,Programming)、講談vo、叫び声
レコーディング、ミックス、マスタリング
web管理・テキスト、デザイン、ジャケット背景原画、動画作成、その他雑用

小西 裕(Hiro Konishi)
(サークル8TR、兼、陶月樹星)
……ジャケットイラスト、キャラクターデザイン、作話、TRPGセッション参加

Gear……

DAW:Reason、Studio One
MTR:ZOOM R8(デモ制作、メインレコーディング)
Audio I/F :Focusrite scarlet solo
Headphone:audio-technica ATH-T22
電気ギター:Photogenic レスポールタイプ(改)
電気ベース:どこぞのショートスケールベース・プレベタイプ
ドラム音源:ZOOM R8内蔵サンプラー、KORG Clip Hit
エフェクター:ZOOM R8内蔵エフェクト
音源モジュール:Roland SC-88 VL
ソフトシンセ:Reason
MIDIキーボード:KORG microKEY、CASIO GZ-5
ミキシング:Reason
マスタリング:Studio One

・コーパス「夢ぷりんと14」(デザイン、印刷ソフト)
・サウンドチェック用MP3プレイヤー×2
・デスクトップPC(DAW用)
まるまる氏(from ミネラルヴァッサー)の情報協力に感謝。
ちなみに、氏に頂いた「けいおん!中野梓ピック」は、度重なるギター・ベースレコーディングでさらに削れました。
・バックアップ用外付けHDD
・今回、Audacityがなぜか異常に調子が悪かったので、音源制作では使っておりません。なぜだ……